鑑別書と鑑定書(グレーディング・レポート)の違いは何ですか?

2018.05.26

皆さま、こんにちは!ヤマトヤ本部の青嶋 純佳です。

 

「鑑定書って何?」「鑑別書とはどう違うの?」「真珠を買ったときは『鑑別鑑定書』が付いてきたけど?」など、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

ヤマトヤにディスプレイされている宝飾品にもついています。例えば、ルビーのハイジュエリーには「鑑別書」、婚約指輪用途のダイヤモンドの裸石(ルース)には「ダイヤモンド・グレーディング・レポート」が、そして花珠のアコヤ真珠ネックレスには「真珠鑑別鑑定書」が付いています。

 

今日は、その違いについて、写真入りでご紹介させていただきますね(#^.^#)。

 

そもそも、宝飾品に付いてくる「鑑定書(以下、「グレーディング・レポート」)」、「鑑別書」、「鑑別鑑定書」は、それぞれ何が違うのでしょうか・・・?

 

どれも、専門機関が機械やプロの鑑定士を使って宝石を鑑定・鑑別し、その結果を記載・発行したものです。一番、大きな違いはというと、それぞれの書類で取り扱われている宝石が違います。

 

1.グレーディング・レポート(=かつて「鑑定書」と呼ばれていた書)

ダイヤモンドのみに発行されます。「ダイヤモンド・グレーディング・レポート」と記載されることもあります。ダイヤモンドの品質評価するときは「4C」と呼ばれる明確な基準がありまして、それに沿ってダイヤモンドの鑑定が行われます。

 

ダイヤモンドの形によって、評価項目が変わります。ラウンドブリリアントカットは4Cで、それ以外の形にカットされたダイヤモンドは3Cで品質評価されます。

 

2.鑑別書

グレーディング・レポートはダイヤのみ、鑑定鑑別書は真珠のみに対して発行されますが、鑑別書はあらゆる宝石が対象となります。

 

鑑別書では、「宝石の物質名は何か?」というところが重要ポイントです。まず、鑑別対象の石の鉱物名、宝石名、そしてほどこされている処理方法(加熱処理、含侵処理など)も併せて記載されます。カラーストーン(ルビー、サファイヤ、エメラルドなど)はある程度のお値段になりますと、この「鑑別書」が付いているお品が多いでです。

 

《↑色の違いで「ルビー」「サファイヤ」と呼称が異なる宝石も、鑑別書のなかでは同じ「天然コランダム」という鉱物名なんですよ~》

 

《ちなみに、エメラルドの鉱物名は「ベリル」。ベリルが水色だと宝石名は「アクアマリン」となります。》

 

色石のみならず、ダイヤモンドや真珠であっても、鑑別書を発行することがあります。例えば、ダイヤモンドであれば一石が小さすぎるときはグレーディング・レポートの発行は不可能ですし、カジュアルに使えるアコヤ真珠ネックレスの場合は鑑別書の発行を選びます。

 

3.鑑別鑑定書

「真珠鑑別鑑定書」と呼ばれることもあり、真珠のみに発行されます。クロチョウ真珠、シロチョウ真珠も鑑定鑑別の対象となります。

 

実は、真珠もシンプルに「鑑別書」を発行してもらう場合があるのですが、ヤマトヤではテリの良いアコヤ真珠に対しては「真珠鑑別鑑定書」を発行してもらうことが多いんです♪テリ(光沢感)が美しいアコヤ真珠。テリの秘密が真珠層の巻き圧と関連しているのですが、その詳細が「真珠鑑別鑑定書」には記載されているからです。

 

まとめ

上記を簡潔にまとめると・・・・・

 

1.グレーディング・レポート ⇒ダイヤモンドのみに対して発行される

 

2.鑑別書 ⇒ダイヤモンドや真珠を含め、あらゆる宝石に対して発行される

 

3.鑑別鑑定書 ⇒真珠のみに対して発行される

 

・・・・ということになります。以上が、「グレーディング・レポート」「鑑別書」「鑑定鑑別書」の違いです。ご参照いただけると嬉しいです(#^.^#)

店舗案内STORE LIST