鯖江眼鏡職人による手造り技術、『芯張りフレーム』のご紹介
好評につき『芯張りフレーム』再入荷しました。
こんにちは、東田中店 メガネ部 タニです。
今日は眼鏡フレームを造る技術のお話をさせていただきます。
少し堅苦しいお話になるかもしれませんがどうぞお付き合いください。
日本で作られているメガネの大半が福井県の鯖江市である事は多くの方に知られています。
鯖江市には多くの眼鏡職人がいて、
眼鏡を作る工程にそれぞれのプロフェッショナル(眼鏡職人)がいるのです
メガネは複数のパーツから出来ていますが大きく分けると
メガネレンズをはめる部分であるフロントと
お顔を挟むテンプルの二つに分かれます。
上のイラストのようなプラスチック製の素材のメガネの場合、そのほとんどが
強度を増す為、テンプルに金属製の芯を入れています。
金属の芯をテンプルに入れる手法は大半がシューティングで行われています。
シューティングは機械を使ってプラスチック材に金属の芯を打ち込む技法で
効率的且つ大量生産に適している為、この技法が多く用いられているのです。
現在主流であるシューティングが盛んになる以前は眼鏡職人が手作業で行っていました。
職人の手作業による『芯張り』と呼ばれる手法です。
芯張りとは金属の芯を2枚のアセテート(プラスチック材)で挟み圧着する技法です。
テンプルに埋め込まれている金属芯は、メガネのかけ心地ための役割だけでなく
かつてはそれに美しい模様や繊細な柄が彫金され、デザイン性の高いものが多く存在していました。
職人が持つ、高度な技術によって生み出された彫金模様が鮮明に浮かび上がりまるで芸術品のような仕上げが可能になります。
内側に挟み込む芯が主役のテンプルを作りあげる技法。それを芯張りと呼ぶのです。
その工程は大変複雑且つ手間を要する為、現在ではその職人の数がほとんどいないのが現状です。
詳しい工程をお知りになりたい方はコチラをご覧ください。https://bj-classic-collection.co.jp/shinbari/
そんな技術を継承した日本で唯一の芯張り職人がこちらの 藤田 睦氏です。
藤田氏が手掛けた芸術品のような眼鏡、掛けてみたくありませんか?
BJクラシック SHINBARI シリーズ 店頭で販売中です!
是非、店頭でお手に取ってその質感をお確かめ下さい。
手造り商品の為数に限りがございます。
品切れの際は次の入荷が困難な場合もございます。
とっておきの眼鏡をお探しの方、
デザインや品質にこだわりのある方に是非お勧めしたい逸品です。
ご来店お待ちしております。
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